矯正装置は、まず歯並びを治すために取り外しの出来ない針金を使った装置(アプライアンス、ブレース)を付け、歯並びが治った後、その歯並びを安定させるために、取り外しできる保定装置(リテーナー)を付けます。
針金の装置の付け初めは、違和感がありますし、数日間は歯が動かされる鈍い痛みを伴います。
装置の一部が唇や頬の裏側にさわって口内炎ができる事もあります。 歯の痛みについては、慣れてきますので、基本的には、痛み止めを飲む必要はなく、口内炎については、緩和材をお渡ししたり、消毒や軟膏を塗って対処しています。
装置は、取り外しが出来ない事に加え、繊細で、複雑な形をしているので、硬い食べ物は小さくして奥歯で咬むようにし、ガムやキャラメルは、なるべく控えなければいけません。
食べた後、特に寝る前は、丁寧な歯磨きが大切です。当院では、必要に応じてブラッシング指導を行っています。
後に使う保定装置は、歯並びを安定させるために、お口の中にはめておくものですから、歯が動かされる痛みはありませんが、入れ歯のような形をしているので慣れるまでは発音しずらいという事があります。 |
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◆メタルブラケット
歯に付いたブラケットが金属でできている |
◆セラミックブラケット
歯に付いたブラケットがセラミックでできている |
◆リンガルブラケット
上の歯の裏側にブラケットを付けている(リンガル装置) |
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◆保定装置
(リテーナー) |
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◆その矯正装置 |
咬み合わせの状態により、針金の装置に加えて使う場合があります。 |
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